福岡県教育委員会は2025年2月14日、2026年度(令和8年度)福岡県公立学校教員採用候補者選考試験における大学3年生チャレンジ特別選考および大学等推薦特別選考の実施要項を公表した。推薦手続期間は4月1日~30日(消印有効)。
2026年度大学3年生チャレンジ特別選考は、2027年3月31日までに卒業(修了)が見込まれる成績を修めていると大学等が判断する大学3年生等が1次試験を前倒しして受験できる制度。一方、大学等推薦特別選考は2026年3月31日までに大学等を卒業(修了)見込みの者のうち、学業成績が優秀かつ公立学校教員としての適性があると大学等が推薦する者が受験できる選考となる。
試験区分はいずれも「小学校教員(一般)」「小学校教員(英語有資格者)」「中学校教員」「特別支援学校教員」の4区分。このうち、小学校教員(英語有資格者)を受験する場合は、実用英語技能検定2級以上、TOEIC 550点以上、TOEFL iBT42点以上、中学校教諭(英語)免許状、高等学校教諭(英語)免許状のうち、いずれかの資格取得等が必要(免許状の取得見込みは不可)。
いずれも推薦手続期間は4月1日~30日(消印有効)で、大学等が必要書類を取りまとめうえ、「特定記録郵便(レターパック可)」で提出する。推薦対象者は、大学等からの推薦とは別に個人で電子申請等での出願が必要となる。大学3年生チャレンジ特別選考については、福岡県教育委員会がQ&Aを作成しWebサイトで公開している。
今回公表された実施要項で定められた以外の事項は、3月公表予定の「令和8年度福岡県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項」で案内される。