日本情報科教育学会（JAEIS）は2022年12月24日、第14回フォーラムをオンラインにて開催する。テーマは「『情報I』実施と試作問題公開を受けた今後の情報教育」。会員以外も参加できる。
日本情報科教育学会は、「情報」の教科教育を専門とする初めての学会として2007年に設立。日本学術会議の学術研究団体に登録されている。高等学校の教科「情報」は必履修として新設され、2003年度より年次進行で実施されている。同会は、情報科教育研究を継続的に進めるため、関心をもつ多くの関係者に広く呼びかけ、研究の推進を支援しその研究成果を交流する場を提供している。
2022年度から共通必履修科目「情報I」が実施となった。また、大学入学共通テストにおける共通教科情報科の試作問題が公開された。フォーラムでは、「『情報I』実施と試作問題公開を受けた今後の情報教育」をテーマに開催し、「情報I」実施の最新動向と試作問題公開を受けた今後の情報教育について議論を深める。
講師に国立教育政策研究所の田﨑丈晴氏を迎え、「『情報I』実施の最新動向（仮）」をテーマに講演を行う。さらに、「試作問題の公開を受けた今後の情報教育について」をテーマに、情報科教育連携強化委員会、情報科教員養成研修委員会、情報科入試委員会の3委員会によるパネルディスカッションを行う。司会は愛知県立小牧高等学校の井手広康氏。パネリストは、神奈川県立横浜国際高等学校の鎌田高徳氏、京都市立堀川高等学校の藤岡健史氏、山口大学の阿濱茂樹氏、愛知教育大学の齋藤ひとみ氏。
参加希望者はWebサイトから申し込む。申込後、アクセス先URLをメールにて知らせる。会員は申込不要。開催はZoomを利用して行う。
◆第14回フォーラム
日時：2022年12月24日（土）13:30～16:30
場所：Zoomを利用して行う
テーマ：「情報I」実施と試作問題公開を受けた今後の情報教育
申込方法：Webサイトから申し込む
