大学通信は2024年2月、専門職別の2023年就職者数ランキングを発表した。「幼稚園教諭」の就職者が多い大学は、同率2位で2校が並び、4位に十文字学園女子大学、5位に玉川大学がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。
ランキングは、医科・歯科の単科大等を除く全国743大学を対象に2023年春の就職状況を調査。558大学から得た回答を基に、大学別の就職者数をランキングにまとめた。
2023年「幼稚園教諭」就職者数ランキングは、就職者数59人で2校が2位にランクイン。ついで4位に十文字学園女子大学（就職者数53人）、5位に玉川大学（同38人）、6位に京都女子大学（同35人）、7位に熊本学園大学（同34人）、8位に金城学院大学（同32人）、9位に就職者数30人で東京成徳大学と神戸親和大学がランクインした。
同率2位のうち、1校は2023年に創立80周年を迎えた鎌倉女子大学。児童学部の「児童学科」と「子ども心理学科」で幼稚園教諭一種免許を取得することができる。児童学科では、幼稚園教諭のほか小学校教諭と保育士など、複数の免許・資格を組み合わせて取得することを推奨。進路選択の幅を広げるとともに、幼小連携や幼保一体化といった社会のニーズに対応しうる、実践力の高い「子どもの専門家」を目指す。子ども心理学科では、子供の成長を心理学的に支援する知識・技術を身に付ける。不登校の子供を支援する地域ボランティアへの参加や、児童養護施設の見学など、現場で学ぶ機会も豊富に用意されている。
2023年ランキングでは、上位10校までが就職者数30人以上を達成。特に1位の大学は85人と、2位以下に20人以上の差を付けて実績を出している。
大学通信のWebサイトでは、ランキング1位・2位の大学についても分析。1位から50位の大学まで、各大学の就職者数も含め一覧で紹介している。
2023年「幼稚園教諭」就職者数ランキング 1位は
