教育業界ニュース

SMBCグループ、全国16大学にて金融経済教育を開催

 SMBCコンシューマーファイナンスは2024年4月より、地域金融機関やSMBCグループ各社などと協働し、全国8都道府県16大学にて単位取得型の金融経済教育を開催する。2022年に北海道大学などで開始した取組みが拡大した形となる。

教材・サービス 授業
SMBCコンシューマーファイナンス「金融経済教育」
  • SMBCコンシューマーファイナンス「金融経済教育」
  • 2023年度 北海道大学での講義風景

 SMBCコンシューマーファイナンスは2024年4月より、地域金融機関やSMBCグループ各社などと協働し、全国8都道府県16大学にて単位取得型の金融経済教育を開催する。2022年に北海道大学などで開始した取組みが拡大した形となる。

 SMBCグループは、お金に対する正しい知識を身に付け、安心して暮らせる社会を目指し、グループ各社が有する知識やノウハウを生かしたさまざまな金融経済教育活動を提供している。2011年より、お客様サービスプラザが主体となり金融経済教育のセミナーを開始。2022年から、北海道大学など複数の大学にて体系的に学べる単位取得型の講義を行っている。

 2024年は、この取組みがさらに拡大。春から小樽商科大学(北海道)、帯広畜産大学(北海道)、北見工業大学(北海道)、北海道大学(北海道)、東京女子大学(東京都)、広島女学院大学(広島県)の6大学、秋から札幌大学(北海道)、目白大学(東京都)、福井大学(福井県※福井県内大学、短期大学、工業高等専門学校学生が履修可)、愛知大学(愛知県)、名古屋大学(愛知県)、大阪教育大学(大阪府)、阪南大学(大阪府)、広島修道大学(広島県)、松山大学(愛媛県)、九州大学(福岡県)の10大学、計16大学で開催する。

 講師はSMBCグループ各社(SMBCコンシューマーファイナンス、三井住友カード、三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友ファイナンス&リースなど)のほか、あいちフィナンシャルグループ(愛知銀行・中京銀行)などの各地銀行、関東財務局、東京証券取引所など。受講対象は、在籍している大学生。講義は対面とZoom によるオンラインの併用を予定している。

 なお、2023年に実施した北海道大学での講義は「社会とつながるお金の話~金融のプロが教える人生 100 年時代の金融リテラシー~」を題目として開講した。「キャッシュレス(担当企業:三井住友カード)」「ライフプランニング・家計管理(担当企業:SMBCコンシューマーファイナンス)」「資産運用 実践・リスク管理 (担当企業:三井住友DSアセットマネジメント)」など、全15回のカリキュラムを実施。受講生は14コマ目の講義で「金融リテラシー検定」を受験し、これまで学んだ金融知識などの習得度を測った。

 SMBCコンシューマーファイナンスは、今後もお金に関する正しい知識と適切な判断力の習得を目的とした金融経済教育活動などを通じて、未来を担う世代の金融リテラシーの向上に努めるとともに、安心安全で持続可能な社会の実現を目指していくとしている。

《木村 薫》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top