ホーメックスは2024年4月15日、特許庁事業として、高等学校公民科「公共」の学習指導要領に準拠した知的財産権侵害防止教育のための2つの授業展開例と、啓発用のスペシャルマンガムービーを制作し、特許庁のホームページ上で公開したと発表した。
特許庁のホームページに、高等学校公民科「公共」の学習指導要領に準拠した、知的財産権侵害防止教育の新しい授業展開例が公開された。監修は、東京都立西高校の篠田健一郎指導教諭。
「公共」内容Bア（ア）（イ）（ウ）に対応する授業展開例1では、15分程度で「現代の消費者問題」としてインターネット通販で売買されるコピー商品（知的財産権を侵害する模倣品）の問題と対応策を、35分程度で「公正かつ自由な経済活動」における知的財産権の重要性について、生徒の興味・関心を惹き付けながらわかりやすく学習指導することができる。
また、「公共」内容Cに対応する授業展開例2では、「知的財産権の侵害」という問題をどのように解決したら良いかを、客観的な資料に基づき、授業者と生徒、あるいは生徒同士の対話や意見交換を通して探究する授業が実践できる。
2つの授業展開例には、それぞれ編集可能なスライドとワークシート、生徒用の資料を用意。モデル授業として東京都立世田谷泉高校と東京都立西高校の動画が公開されており、授業実践の参考にすることができる。
さらに、コピー商品撲滅キャンペーンのマスコットキャラクター「カワンゾちゃん」が出演するスペシャルマンガムービーの第2弾を公開。特許庁のYouTubeチャンネルで視聴できる。
