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JTB×JR東日本商事、地域探究学習プログラムを共同開発

 JTBとJR東日本商事は2024年3月28日、中高校生を対象とする地域の課題解決や魅力発信を盛り込んだ「地域探究学習プログラム」を共同開発することを発表した。今回は、サーキュラーエコノミー(循環経済)をテーマに岩手県八幡平市での2泊3日の現地学習を組み込んでいる。6月発売、8月より催行予定。

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のもの 上野店外観
  • のもの 上野店外観
  • 地域探究学習プログラムの全体像
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 JTBとJR東日本商事は2024年3月28日、中高校生を対象とする地域の課題解決や魅力発信を盛り込んだ「地域探究学習プログラム」を共同開発することを発表した。今回は、サーキュラーエコノミー(循環経済)をテーマに岩手県八幡平市での2泊3日の現地学習を組み込んでいる。6月発売、8月より催行予定。

 「地域探究学習プログラム」は、人流創出や地域の課題と、学校が取り組む「探究学習」で困難とされる推奨企業や地域連携課題を掛け合わせ、新学習指導要領のプロセスに則した中学生・高校生を対象とした学習プログラム。JR東日本商事が地域経済活性化を目指し推進する「のもの」事業と連携し、教育活動を通じた新たな関係人口を創出するための取組みとなる。

 「のもの」は、東日本の各地域の食を中心に地域の魅力を紹介する地産品ショップで、一定期間ごとに各地域にスポットをあてたフェアを開催。銘菓、地酒、加工品といった「旬のもの」「地のもの」「縁のもの」を紹介している。

 今回のプログラムは、岩手県八幡平市を舞台に、サーキュラーエコノミー(循環経済)をテーマに開発。事前学習(旅マエ)から現地学習(旅ナカ)、事後学習(旅アト)と3段階で学習機会をプログラム化し、事後学習の成果と地域の魅力を発信する場として、「のもの」の店舗を設定していることが特徴となっている。

 募集人員は20名程度で、JTBの募集型企画旅行として実施予定。発売時期は2024年6月、催行時期は2024年8月を予定している。問合わせは、JTBビジネスソリューション事業本部 第五事業部まで。

《川端珠紀》

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