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東京都利島村「教育長」民間から公募5/13まで…ビズリーチ

 転職サイト「ビズリーチ」は2024年5月13日まで、東京都の離島・利島村(としまむら)で教育改革を推進する教育長を公募する。地方自治体での教育行政や地域づくり、民間企業での教育事業の経験者など歓迎。契約期間は3年間、年収目安は、800万~900万円を予定している。

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人口約300人の東京都利島村、教育長をビズリーチで公募自治体初
  • 人口約300人の東京都利島村、教育長をビズリーチで公募自治体初
  • 公募概要

 転職サイト「ビズリーチ」は2024年5月13日まで、東京都の離島・利島村(としまむら)で教育改革を推進する教育長を公募する。地方自治体での教育行政や地域づくり、民間企業での教育事業の経験者など歓迎。契約期間は3年間、年収目安は、800万~900万円を予定している。

 東京都利島村は、東京の都心部から南に約140km、伊豆諸島の北部に位置する人口300人、児童生徒30人が生活する一島一村の村。小中一貫校である義務教育学校が1校あり、教職員約25名が在籍。高校はなく、子供たちは義務教育が終わると同時に親元を離れる必要があり、「自立」した大人になるために必要な成長が求められている。こうした中、2024年1月「利島村『人づくりが島づくり』大綱」を発表。学校教育の範囲のみならず、村民全体に学びが広がる「一体感のある島づくり」を進めている。

 一方で、現教育長の任期満了も見据え、後任として、離島の教育改革を担う人材の採用が急務となっており、今回、自治体では初となる「教育長」を民間の転職サイトで公募することを決めた。

 必須資格は、「企画やプロジェクトを0→1で新規立ち上げから遂行まで行った経験」「組織外のステークホルダーと広く連携しながら、事業推進を行った経験(プロジェクトマネジメント経験)」「離島の教育や離島の将来について明確で前向きなビジョンをもち、現状をより良く改善できる実行力」の3点。地方自治体などでの教育行政や地域づくり、民間企業やNPOなどでの教育事業の経験者など歓迎。

 また、教育長に任命されるには法令に基づき、日本国民で満25歳以上であること、人格が高潔で、教育行政に関し識見を有することなどの要件を満たしている必要がある。雇用形態は任期付き職員。契約期間は3年間だが、利島村長の意向で再任依頼もありえる。試用期間1~3か月、年収目安は800万から900万円。島外への出張費用などは別途支給、住宅は島側で用意する(少額の自己負担あり)。

 募集期間は、2024年4月16日~5月13日。転職サイト「ビズリーチ」に会員登録(無料)後、申し込む。

《川端珠紀》

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