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日テレ、港区監修の情報リテラシー教材…小学校に無償提供

 日本テレビ放送網は、東京都港区教育委員会の協力のもと、小学生向け情報リテラシー教材「あやしい情報に出会ったら どうしたらいい?~テレビ報道記者の仕事をヒントに考えてみよう~」を開発した。教材は全国の小学校に無償で提供する。2024年6月初旬より申込受付を開始予定。

教材・サービス 授業
情報リテラシー教材「あやしい情報に出会ったら どうしたらいい?~テレビ報道記者の仕事をヒントに考えてみよう~」
  • 情報リテラシー教材「あやしい情報に出会ったら どうしたらいい?~テレビ報道記者の仕事をヒントに考えてみよう~」
  • 情報リテラシー教材について
  • 港区内小学校でのテスト授業のようす

 日本テレビ放送網は、東京都港区教育委員会の協力のもと、小学生向け情報リテラシー教材「あやしい情報に出会ったら どうしたらいい?~テレビ報道記者の仕事をヒントに考えてみよう~」を開発した。教材は全国の小学校に無償で提供する。2024年6月初旬より申込受付を開始予定。

 AIの活用、SNSによるコミュニケーションがあたり前となった今、子供たちの前には社会を脅かすフェイクニュースを含んだ情報があふれている。日本テレビは、情報の真偽を見分けるために必要な「一次情報」を確認することの大切さにフォーカスし、テレビ報道記者の仕事を疑似体験するゲームを通して情報リテラシーの基礎を学ぶ教材を新たに開発した。

 小学5・6年生推奨の内容で、社会や総合的な学習の時間で活用できる45分授業完結のパッケージ。教材は、授業進行用パワーポイント(動画付き)とタブレット用オンラインゲーム、先生向けの学習指導案で構成される。学習指導案は、日本テレビが本社を置く東京都港区教育委員会に監修を依頼。小学校高学年の子供たちが教材の内容を適切に理解し、主体的に学びを深める内容になっているかなどについても、港区教育委員会がチェックしたという。

 また、リリースにあたり、港区内の複数の小学校で教材を用いたテスト授業を実施。実際に子供たちに体験してもらい、改良を重ね、今回、全国の公私立小学校向けにリリースした。

 教材は、日本テレビの社会貢献の一環として無料で提供。申込みは6月初旬に開始予定。詳細は後日、日テレホールディングスの公式ホームページにて公開する。

◆情報リテラシー教材「あやしい情報に出会ったら どうしたらいい?~テレビ報道記者の仕事をヒントに考えてみよう~」
対象:全国の小学校(公立私立問わず)、自治体、教育委員会など
推奨単元:5年生・社会科「情報に関する単元」/5年生、6年生「総合的な学習の時間」など
教材内容:
・授業進行用パワーポイント(動画付き)
・タブレット用オンラインゲーム
・学習指導案(港区教育委員会監修)
教材費:無料
申込時期:2024年6月初旬開始予定 ※詳細は後日ホームページにて公開

《畑山望》

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