教育業界ニュース

運動会競技を考案「一方通行リレー」エバニュー

 エバニューは2022年5月26日 、「新しい生活様式」を取り入れた2022年度盤の運動会競技を10種考案し、そのうちの2種類「一方通行リレー」と「ナイスキャッチ玉入れ」を公開した。

教材・サービス その他
一方通行リレー
  • 一方通行リレー
  • ナイスキャッチ玉入れ
  • 運動会スタイル
 エバニューは2022年5月26日 、「新しい生活様式」を取り入れた2022年度盤の運動会競技を10種考案し、そのうちの2種類「一方通行リレー」と「ナイスキャッチ玉入れ」を公開した。

 日本人なら誰もが一度は経験する、日本のすばらしい教育イベント「運動会」。エバニューは単なる運動にとどまらず、「スポーツを通して、心身ともに健康的な社会づくりに貢献する」運動会を世界に広めたいと考えている。まだまだ活動に制限のある中、ソーシャルディスタンスを保ちながら、新しい運動会スタイルとして考案した10競技のうちから、今回は2競技を紹介する。

 考案競技1つ目は「一方通行リレー」で、競技ルールは2種類。ルール1では、チームごとに右半分・左半分を使って走り、全選手がスタート地点からゴールへ向けて走る一方通行。また、バトンは使用せず、代わりにゴールに電子ホイッスルを置き、それを鳴らすことで次走者に繋ぐ。相手チーム、自チームのどちらも接触がない完全非接触型リレーとなっている。

 ルール2は、パシュートバージョン。スピードスケート種目と同じように、相手チームとスタート位置を反対側に設定してほぼ1周走る。リレーは次走者の10m位手前に電子ホイッスルを置いて、それが鳴ったらスタートすることで、転倒でもない限り相手チームに追いつくことはない。ほぼ非接触でリレーができる。

 考案競技2つ目は「ナイスキャッチ玉入れ」で、競技ルールは2種類。ルール1は、中高校生でも楽しめる難易度が高い上級生向け。スロワーとキャッチャー間を20~30mとり、ネットめがけて玉を投げる。スロワー5名・キャッチャー1名の代表戦。制限時間制と、用意した玉が全部入るまでを競う2通りのルール設定が可能。

 ルール2は、全員参加型ルール。クラス全員がスロワーとキャッチャーで参加する。間隔は10~20mにして、1列に並んで順番に投げる。制限時間制と用意した玉が全部入るまでの2通りのルールは同じ。キャッチャーばかりが疲れるので、キャッチネットを2本用意して、途中交代するキャッチャー2名制もできる。ルール1と2のどちらも、勝敗はキャッチャーがカギを握るので、野球部員は腕の見せ所だという。

 考案したエバニューは、1950年よりスポーツ用品製造・輸出入を事業展開する東京の会社。新しい競技を通じて、コミュニケーション不足になりやすい現在、クラスや友達同士のつながり・協力関係を大切にしてほしいと考えている。
《川端珠紀》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top