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スポーツ経験者が入試本番で力を出し切れるか…協力校募集

 サクセスケアは2024年4月27日、受験生のスポーツ経験と入試本番におけるパフォーマンスの関係についての調査計画を発表した。高等学校や学習塾などと連携を行い、受験生のデータを分析するとし、協力可能な教育機関を募集している。応募締切6月30日。

事例 企業×学校
入試でのパフォーマンスとスポーツ経験(部活)に関する調査、協力校を募集中
  • 入試でのパフォーマンスとスポーツ経験(部活)に関する調査、協力校を募集中
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  • 入試でのパフォーマンスとスポーツ経験(部活)に関する調査、協力校を募集中
  • セミナー、メンタルサポートなどのアフターフォローを実施
  • 「部活動と入試でのパフォーマンスの関係」などの分析

 サクセスケアは2024年4月27日、受験生のスポーツ経験と入試本番におけるパフォーマンスの関係についての調査計画を発表した。高等学校や学習塾などと連携を行い、受験生のデータを分析するとし、協力可能な教育機関を募集している。応募締切6月30日。

 サクセスケアは、おもに受験生が入試本番で力を出し切れるようにするための支援や、受験生・保護者・先生の健康の維持、不調からの早期回復を支える支援など、パフォーマンス向上をゴールとしたサポートに従事している。受験生にはスポーツの経験者も多いことから、その経験を入試でのパフォーマンス向上に役立てていくためのノウハウの確立や、サポートに資する知見の獲得も模索しており、今回、スポーツと入試の関係などについての調査を計画したという。

 2024年度は、各教科・科目における入試でのパフォーマンスにかかわる因子の検討など、所属している・所属していた部活動と入試でのパフォーマンスの関係について調査を行う。対象は、2025年度に大学入試を受験する生徒を予定している。

 調査の流れとして、開始時にアンケート(所属している部活などにかかわる内容)と心理検査DIPCA.3(心理的競技能力診断検査)を実施。その後、セミナーやメンタルサポートなどのアフターフォローを行う。入試の前後には、入試本番での各科目における実力発揮度や直前の模試判定などに関するアンケートを依頼し、受験期間終了後には合否を確認。提供された各種情報をもとに「部活動と入試でのパフォーマンスの関係」などの分析を行い、得られた知見を教育機関と共有する。なお、運動選手向けの心理検査であるDIPCA.3、セミナーなどのアフターサポートは無償。

 現在、調査に協力可能な教育機関を募集している。対象となるのは、2025年度大学入試を受験予定の生徒が在籍している、あらゆる形態の教育機関。営利、非営利の別は問わない。特に、運動部やメンタルスポーツ(囲碁、将棋、チェスなど)に関係する部活動に力を入れている高等学校が好ましいという。

 応募は、サクセスケアWebサイトの専用問合せフォームより。締切りは6月30日。先着順で、対象人数が500名を超過する見込みとなった段階で募集を終了する。早期の募集終了により連携に至らなかった教育機関に対しては、2025年度以降に追加調査・新たな調査を実施するとき優先的に案内する予定。

◆調査「入試でのパフォーマンスとスポーツ経験」連携教育機関募集
対象:2025年度大学入試を受験予定の生徒が在籍している、あらゆる形態の教育機関(営利、非営利の別は問わない)。特に、運動部やメンタルスポーツ(囲碁、将棋、チェスなど)に関係する部活動に力を入れている高等学校
募集人数:500名程度
締切:2024年6月30日(日)
申込方法:サクセスケアWebサイトの専用問合せフォームより

《木村 薫》

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