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ライフイズテック×鹿児島県、ICT教育実現に向け連携協定

 ライフイズテックは2024年4月26日、鹿児島県教育委員会と「誰一人取り残さない」ICT教育の実現に向け、連携協定を締結したことを公表した。4月23日には、連携協定締結式と共同記者会見を実施。「情報I」の指導力強化のため、教員向け研修などを実施するという。

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 ライフイズテックは2024年4月26日、鹿児島県教育委員会と「誰一人取り残さない」ICT教育の実現に向け、連携協定を締結したことを公表した。4月23日には、連携協定締結式と共同記者会見を実施。「情報I」の指導力強化のため、教員向け研修などを実施するという。

 鹿児島県では、情報化が急速に進展する社会において、県内のどの地域でも生徒がICTを積極的に活用した質の高い教育を受けられる環境整備を促進することを目的とし、「未来を創る鹿児島『教育の情報化』推進プラン」を策定している。鹿児島県は離島・へき地を多く有するため、地域間・学校間でのばらつきを解消し、「誰一人取り残さない」学びの実現に向け、これまでもICTや情報・教育データを積極的に利活用した取組みを進めてきた。

 この取組みをさらに推進すべく、鹿児島県とライフイズテックは、連携協定を締結。教員の「情報I」の指導力強化のため、プログラミング・データサイエンスの教員向け研修を実施する。また、県内すべての公立高等学校へ、プログラミング学習用EdTech教材「ライフイズテック レッスン」を提供し、個別最適な学習環境を格差なく提供する。また、効果測定においてはプログラミングの知識・スキルの定着に加え、社会課題への取組み意欲や効力感など、非認知能力に関する効果検証も行う。

 さらに、中学校版の「ライフイズテック レッスン」は鹿児島県内の多くの市町村(中学校)でも導入されているため、連携協定により中学校におけるプログラミング学習から、発展的な内容を扱う高校「情報I」に繋がる中高6年間の継続した学びの階段が実現。これらの取組みを通じ、ライフイズテックは「鹿児島の教育資源とICTのベストミックスにより生み出される、オール鹿児島による個別最適化された学びと協働的な学び」に貢献するとしている。

《いろは》

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