横浜市内4大学（神奈川大学・関東学院大学・横浜国立大学・横浜市立大学）は2023年12月9日、大学教職員・学生などを対象に「ヨコハマFDフォーラム」を開催する。遠隔授業と対面授業の組み合わせの検討を通じて、新たな大学教育モデルの構築を目指すという。
コロナ禍の遠隔授業の経験により、対面授業でも積極的にICTを活用するケースが増えたことから、「ヨコハマFDフォーラム」では遠隔授業と対面授業の双方の観点で、これからの大学教育のあり方を検討する。
コロナ禍の3年間を通じて、多くの大学が大学教育における遠隔授業の利点や有効性を認識したが、アセスメントの困難さや生成系AIをはじめとする新たな技術への対応などが、課題として残っている。また、これまで培ってきた遠隔授業の経験を、対面授業にどのように取り入れるかも検討が求められているという。
このポストコロナ時代は大学教育の新たな転換期といえるようだ。フォーラムでは、事例報告やパネルディスカッションが予定されている。遠隔授業と対面授業それぞれの利点と課題を整理し、組み合わせや授業でのアプローチなどを検討し、新たな大学教育モデルの構築を目指す。開催形式は対面とオンラインを併用。シンポジウムの参加費は無料（情報交換会は有料）。要事前申込み。
◆第9回ヨコハマFDフォーラム
日時：2023年12月9日（土）13:30～16:45（閉会後、17:00より情報交換会）
会場：神奈川大学みなとみらいキャンパス米田吉盛記念講堂（Zoomによるオンライン配信を併用）
対象：大学教職員、学生、大学教育に関心のある一般の人
募集人数：対面180名、Zoom1,000名
申込締切：2023年12月3日（日）
参加費：シンポジウム無料、情報交換会5,000円
申込方法：Webフォームにて
