ソフトバンクと東京大学先端科学技術研究センターは、障がい児の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2021 魔法のMeasure(メジャー)」の成果報告会を2022年1月22日にオンラインで無料開催する。対象者は、特別支援教育関係者や保護者等、誰でも参加できる。 2009年度から開始した「魔法のMeasure(メジャー)」は、2021年4月から地方自治体を含む全国の特別支援学校、特別支援学級および通常学級等に、タブレットやスマホ、人型ロボット「Pepper」、スマートスピーカー、電子書籍リーダー等を無償で貸し出し、その実践事例を研究・公開することで、障がい児の学習・生活支援を促進することを目的としている。 このプロジェクトは2020年2月に文部科学省の後援事業として承認され、2021年4月から地方自治体を含む57団体に、合計228台のICT機器を貸し出しを行っており、所属する児童・生徒・学生と教員等の2人1組、計65組が活用している。2020年度からは地方自治体(教育委員会)単位での参加を受け付けており、2021年度は北海道教育委員会、戸田市教育委員会、白岡市教育委員会、滋賀県総合教育センター、南あわじ市教育委員会および新居浜市教育委員会が実践研究を行っている。 今回の成果報告会では、新型コロナウイルス感染症の影響で分散登校や遠隔授業になった際の学習のICTを活用した実践事例を紹介する。また、東京大学先端科学技術研究センター、人間支援工学分野の中邑賢龍教授が「GIGAスクール時代の特別支援教育におけるICT活用」についての基調講演を行う。◆「魔法のMeasure」のオンライン成果報告会日時:2022年1月22日(土)13:00~16:00(オンライン入室時刻12:30~)対象:特別支援教育関係者や保護者等、誰でも参加可能申込方法:魔法のプロジェクトのウェブサイトより申し込む【プログラム】13:00 開会、プロジェクト概要説明13:05 基調講演「GIGAスクール時代の特別支援教育におけるICT活用」13:45 教員の表彰14:00 全体シンポジウム(実践事例紹介)16:00 閉会