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成城大×十文字中高、教育の質向上へ高大連携協定

 成城大学と十文字中学・高等学校は2024年4月26日、高大連携に関する協定を締結した。交流と連携を通じて高等学校生徒の大学進学に関する意識と学習意欲を高めるほか、相互の教育の質向上を目的としている。

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締結式のようす(左から)杉本学長、横尾校長
  • 締結式のようす(左から)杉本学長、横尾校長
  • 締結式のようす
  • 成城学園歴史記念館を見学する十文字中学・高等学校の先生

 成城大学と十文字中学・高等学校は2024年4月26日、高大連携に関する協定を締結した。交流と連携を通じて高等学校生徒の大学進学に関する意識と学習意欲を高めるほか、相互の教育の質向上を目的としている。

 成城大学は1950年に開設された4学部11学科からなる人文社会系の総合大学。大学の設置母体である成城学園が擁する幼稚園、初等学校、中学校高等学校までがワンキャンパスにある。

 十文字中学・高等学校は、1922年に創立された女子校。建学の精神が校歌に象徴され、現代社会の環境においても受け継がれている。

 成城大学と十文字中学・高等学校は、すでにさまざまな交流の機会を設けており、2023年には十文字高等学校の1・2年生が、成城大学社会イノベーション学部の学生と共に大学の授業を聴講した。聴講した生徒の多くが、成城大学の雰囲気や参加型の学びに共感し、その後の探究学習に生かしているという。

 今回の協定では、交流と連携を通じて高等学校生徒の大学進学に関する意識と学習意欲を高め、成城大学の求める学生像や教育内容への理解を深めることで、高等学校および大学教育の質の向上と活性化を目指すとしている。

《宮内みりる》

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