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女子中高生の理系進路選択支援プログラム…7件採択

 科学技術振興機構(JST)は2024年4月24日、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の2024年度(令和6年度)採択機関を発表した。30件の応募のうち、神奈川工科大学や山梨県立大学、熊本大学など7件の機関が選定された。これにより、2024年度の実施期間は17拠点となる。

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 科学技術振興機構(JST)は2024年4月24日、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の2024年度(令和6年度)採択機関を発表した。30件の応募のうち、神奈川工科大学や山梨県立大学、熊本大学など7件の機関が選定された。これにより、2024年度の実施期間は17拠点となる。

 「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」は、女子中高生の理工系分野に対する興味・関心を高め、理系分野へ進むことを志すためのさまざまな取組みを支援する事業。1件あたりの支援額は、年額上限600万円。支援期間は最大3年間。

 2024年度は1月12日から2月20日の期間に公募し、30件の応募があった。その後、外部有識者で構成される委員会で審査した結果をもとに、一関工業高等専門学校、神奈川工科大学、山梨県立大学、奈良女子大学、北九州市立大学、佐賀大学、熊本大学の7機関の採択を決定した。

 このうち、神奈川工科大学は、県教育委員会や地元企業と連携し、将来のモノづくり産業を支える工学系女子の人材育成を目標とした企画「女子学生のための 神奈川テクノフューチャープログラム: 科学で夢を形に」が採択された。

 山梨県立大学は、県内に優れた技術力をもつ中小企業がありながらも認知度が低く、また女子の職業選択においてもアンコンシャスバイアスが強いことから、ものづくり体験を導入口としたプログラムを企画。多くのロールモデルや企業、また大学教員や学生などとの出会いの連鎖を提供する女子中高生理系進路選択支援事業を展開する。

 各機関の企画概要は、JSTのWebサイトで閲覧できる。

《川端珠紀》

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