「学校でのオンライン授業について」の調査は、 全国の学習管理アプリ「Studyplus」ユーザー(中学生・高校生・大学生) 3,200名を対象に、インターネット調査で実施。調査期間は、2022年7月7日~7月8日。
まず、「あなたの通う学校では、オンライン授業がありますか?」と尋ねたところ、「ある」「以前はあった(現在はない)」と回答した割合は、国公立の中学生で38.3%、高校生で45.4%。一方、私立の中学生は62.7%、高校生は69.1%と、中高生共に私立が約25%上回る結果となった。また、現在もオンライン授業を実施している割合は、中高生が10%前後、大学生では約半数が実施していると回答した。
次に学校のオンライン授業に関する満足度について5段階で評価してもらったところ、中高生は国公立・私立共に中間点の「3」が最多となった。大学生は、満足度の高い「1」「2」の割合が多く、オンライン授業に満足していることがうかがえる結果となった。
次に、学校のオンライン授業で気に入っている点・気に入っていた点を聞いたところ、全体の7割以上が「通学時間がかからないこと」と回答し最多となった。その他、大学生では「遠方にいても授業を受けられること」(国公立66.7%・私立52.5%)、「録画で授業の見直しができること」(国公立44.1%・私立51.2%)の割合も高く、より利便性を感じていることが明らかとなった。
一方、学校のオンライン授業で不満な点・不満だった点については、中高生では「画面越しで質問しづらいこと」がもっとも多く、大学生では「先生やクラスメイトとの人間関係が築きにくいこと」が最多となった。
さらに、学習塾・予備校に通う中高生1,253名を対象に調査したところ、学習塾・予備校のオンライン授業実施率は、中学生33.2%・高校生37.4%と、いずれも10%前後だった学校よりも多いことが明らかとなった。