電子黒板とは
読み
でんしこくばん
表記
類語:インタラクティブ・ホワイトボード(IWB)
分類
ハードウェア
ひとことで言うと
「黒板の内容を、印刷・表示切り替え・上書き・保存できるようにするデジタル製品」
解説
従来の黒板に、書いた文字の印刷機能、データーの取り込み機能などをもたせたのが「電子黒板」だ。特に、コンピューターとの連動を強化した製品を「IWB(インタラクティブ・ホワイトボード)」と呼んで、電子黒板と区別する場合も多い。製品形態としては、従来の黒板に取り付ける「ユニット型」、ホワイトボードのような「ボード型」、大型ディスプレイを使った「一体型」に大別でき、それぞれコンピューターと組み合わせて使用する。
昔は、黒板やホワイトボードに書いた内容を、取り付けたプリンターから印字するだけの製品が主流だったが、画像データーを保存できる製品が登場。さらに、大型ディスプレイやプロジェクターなどで、画面表示もコンピューター制御になる、という流れで進化し、これにより、授業の進行や生徒の興味に合わせて表示を切り替え、教師や生徒が直接画面に書き込みを行い、さらにはデーターとして保存するという、電子黒板の基本的な使い方が完成した。
最近は教室全体をシステム化し、生徒の手元のタブレットに詳細資料を、電子黒板に概要を表示させるといった使い方も、取り入れられている。
関連用語
インタラクティブ・ホワイトボード
最終更新日:2016年4月6日(リセマム「教育ICT用語」より転載)