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シンポジウム「大学設置基準改正と大学運営」11/19

 大学行政管理学会と早稲田大学アカデミックソリューションの共催シンポジウム「大学設置基準改正とこれからの大学運営」が2022年11月19日、東洋大学での対面とオンラインのハイブリッド形式で開催される。参加は無料。申込みは11月15日まで。

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大学行政管理学会・早稲田大学アカデミックソリューション共催シンポジウム「大学設置基準改正とこれからの大学運営」
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 大学行政管理学会と早稲田大学アカデミックソリューションの共催シンポジウム「大学設置基準改正とこれからの大学運営」が2022年11月19日、東洋大学での対面とオンラインのハイブリッド形式で開催される。参加は無料。申込みは11月15日まで。

 2022年9月30日に「令和4年度文部科学省令第34号」が公布され、2023年度からの大学設置基準の改正内容が明らかとなった。今般の大学設置基準改正は「学習者本位の大学教育」の実現を図るべく、その根幹に3ポリシーに基づく学位プログラムの編成、同プログラムを基礎とした「内部質保証」の取組み、それらを通じた教育研究活動の不断の見直しを図る、という3つの考え方がある。具体的には、「基幹教員制度」を新たに導入することに加え、授業期間の弾力的運用、単位計算方法の変更、卒業要件の明確化等、大学の教育活動全般にわたる広範な改正要素が含まれている。

 中でも、新たに示された「教育研究実施組織」は、大学における教職協働の実質化を促すものであり、事務職員のこれまでの立ち位置や役割を見直す契機となり、実効性のある教職協働を通じた大学運営への主体的かつ責任ある関与が期待されている。しかし、個々の大学の立場からすると、その真意や方向性についての理解が十分に浸透しているとはいえず、組織改革は当面、様子見であるのが実態である。

 そこで、今回のシンポジウムは、これからの大学運営はどうあるべきなのか、また事務職員は教育、研究、社会貢献、大学運営、ガバナンスの各要素・機能において、どのようにコミットしていくべきであるのかについてヒントを得る機会として開催する。

 当日は、文部科学省高等教育局大学教育・入試課長の古田和之氏が基調講演を行う他、大学行政管理学会・会長の笠原喜明氏を交え、パネルディスカッションを実施する。質疑応答の時間も設ける。

 シンポジウムは、東洋大学白山キャンパスでの対面(定員100名)とオンライン(定員300名)のハイブリッド形式で無料開催する。申込みは、Webサイトから受け付ける。大学行政管理学会の非会員も申込みできるが、参加者多数の場合は、学会会員を優先する。締切りは11月15日午後11時59分。

◆大学行政管理学会・早稲田大学アカデミックソリューション共催シンポジウム
「大学設置基準改正とこれからの大学運営」
日時:2022年11月19日(土)13:00~16:00(受付12:30~・オンライン入室12:45~)
会場:東洋大学白山キャンパス 125ホール 8号館7階(東京都文京区白山5-28-20)・オンライン(Zoom)
定員:対面100名・オンライン300名
参加費:無料
申込締切:2022年11月15日(火)23:59
申込方法:Webサイトから受け付ける
※学会非会員も申し込むことができる

<タイムテーブル(予定)>
12:30 対面会場受付開始
12:45 オンライン形式入室開始
13:00 開会・進行の説明
13:05 開会の挨拶
13:10 【第1部】基調講演(50分)
14:00 休憩
14:15 【第2部】パネルディスカッション(80分)
15:35 質疑応答(15分)
15:50 閉会の挨拶
16:00 閉会


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《川端珠紀》

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