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デジタルアート×センサー活用「デジリハ」特別支援学校に導入

 デジリハは2022年8月23日、開発・普及を行うデジタルアートとセンサーを活用するリハビリツール「デジリハ」が、茨城県立水戸特別支援学校へ導入されたことを公表した。特別支援教育におけるICT活用推進の一助として、県内・国内の教育機関へ展開していくという。

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教育機関に導入された「デジリハ」
  • 教育機関に導入された「デジリハ」
  • リハビリをより楽しく、より効果的にする支援ツール
  • 手足等の運動をセンサーによって検知

 デジリハは2022年8月23日、開発・普及を行うデジタルアートとセンサーを活用するリハビリツール「デジリハ」が、茨城県立水戸特別支援学校へ導入されたことを公表した。特別支援教育におけるICT活用推進の一助として、県内・国内の教育機関へ展開していくという。

 デジリハが開発・普及を手掛ける「Digital Interactive Rehabilitation System(デジリハ)」は、デジタルアートとセンサーを活用したアプリケーションを通じて、リハビリをより楽しく、より効果的にする支援ツール。2021年よりサービス提供を開始し、2022年8月時点で総合病院、リハビリ病院、放課後等デイサービス等の児童福祉施設の全国13事業所で導入されている。

 医療福祉、リハビリという領域で展開をしていたデジリハだが、現在までに複数の特別支援学校等で試験導入を進めてきた。今回、茨城県立水戸特別支援学校にて国内の教育機関では初めて正式導入が決定。自立活動の時間を中心に、肢体不自由をもつ児童生徒に活用されている。

 デジリハは、同校とともに教育機関においてデジリハを活用することの意義について、教職員へのインタビュー調査を実施。「ゲーム的体験による学習への抵抗感軽減」「児童生徒自身の自己理解促進」「教員の”気づき”の機会増大」等の強みが示唆されたという。特に、手足等の運動をセンサーによって検知させるという側面をもっており、学習の中でも身体機能に特化しているという点で、既存の学習アプリ等とは異なる新規性を有しているという。デジリハは、今回の導入をきっかけに、茨城県内および国内において教育機関での活用・展開を拡げていく考え。


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《田中志実》

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