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経産省「未来の教室」実証事業、テーマB公募7/4まで

 経済産業省は2022年6月20日、「未来の教室」実証事業のテーマB「STEAMライブラリー活用事例創出」に関するテーマの公募を開始した。公募期間は、7月4日正午まで。

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令和4年度「未来の教室」実証事業(テーマB.「STEAMライブラリー活用事例創出」に関するテーマ)の公募告知
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  • 公募要領(よくある質問)
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 経済産業省は2022年6月20日、「未来の教室」実証事業のテーマB「STEAMライブラリー活用事例創出」に関するテーマの公募を開始した。公募期間は、7月4日正午まで。

 「未来の教室」は、時代の変化にあわせた新しい教育実現に向け、EdTechの活用等による新たな教育プログラムの開発等を行う経済産業省の実証事業。「学びのSTEAM化」「学びの自律化・個別最適化」「新しい学習基盤づくり」の3つを柱に、9つの課題とアクションを提言している。たとえば、STEAM学習プログラム・授業編成モデル・評価手法の不足という課題から、アクション1では、インターネット上に「STEAMライブラリー」、地域に「STEAM学習センター」の構築をあげている。

 今回の公募ではアクション1に関わる、テーマB「STEAMライブラリー活用事例創出」に関するテーマを募集する。この事業では、STEAMライブラリーの認知度の向上・活用促進を図るべく事例を創出し、他の学校・地域等での横展開ができるよう、活用にあたってのポイント抽出を行うことを目指す。テーマは、STEAMライブラリーのコンテンツ制作事業者以外であっても、民間事業者・個人・学校等教育機関等から幅広い提案を受け付けている。

 実証フィールドについては、対面ではなく、複数の学校をオンラインでつなげるようなフィールドの設定もできる。STEAMライブラリー活用事例創出の一環として、教員研修の実施も可能。

 事業全体の流れとしては、学校等教育機関と連携で応募する場合は、公募終了後、有望な提案と事務局が判断した提案について事務局と提案内容を磨き、事務局および外部有識者の評価を経て採択、契約締結後に事業開始となる。また、マッチングを希望する場合は、公募終了後、マッチング希望書に沿って学校等教育機関と民間事業者・個人のマッチングを行い、マッチング確定後に契約締結し事業開始となる。

 公募期間は6月20日~7月4日正午まで。選考結果については、締切日以降に順次通知する。なお、すべての採択を終えた後、採択事業者一覧をWebサイトで掲載する。詳細は「未来の教室」実証事業の公募ページで確認できる。

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