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団体向け、TOEICスコアのWeb確認サービス提供開始

 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2022年6月22日、学校・企業等の団体向けに受験者からTOEIC申込サイトで提出されたスコアを、Webサイトで確認・ダウンロードできる「公開テスト スコア確認サービス」の提供開始を発表した。利用は無料。

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「公開テスト スコア確認サービス」のイメージ
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 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2022年6月22日、学校・企業等の団体向けに受験者からTOEIC申込サイトで提出されたスコアを、Webサイトで確認・ダウンロードできる「公開テスト スコア確認サービス」の提供開始を発表した。利用は無料。

 団体向け「公開テスト スコア確認サービス」の対象テストは、TOEIC Listening & Reading(L&R)公開テスト、TOEIC Speaking & Writing(S&W)公開テストおよびTOEIC Speaking公開テスト。いずれも過去2年以内に日本国内において受験したものに限る。

 Webで確認できる項目は、スコア・氏名・生年月日・試験日・申請日時。利用にあたっては、団体から受験者に「申請コード」をはじめ、スコア提出に必要な情報を、事前に通知する必要がある。また、担当者はTOEIC団体インターネット・サービスへの事前登録が必要となる。初めて利用する場合は、あらかじめ問合せ窓口へ連絡しなければならない。

 提供元の国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、日本でTOEIC Programを実施・運営している一般財団法人。英語で聞く・読む能力を測定するテスト「TOEIC L&R」は、10点から990点のスコアで評価され、企業・団体において昇進・昇格の要件や社員採用等の際に参考にされている。2021年度の国内受験者数は約212万人。2020年4月以降は、団体特別受験制度(IPテスト)でオンライン方式を導入。従来のマークシート方式で2時間かかっていたテストが約1時間で実施できるようになったという。

 また、英語で話す・書く能力を測定するテスト「TOEIC S&W」は、0点から200点のスコアで評価され、発音・イントネーションやアクセントについても3段階で評価される。特殊なビジネス英語や特定の業界・分野の知識は不要。特定の国の歴史や文化に関連する固有事象がわからなければ解答できないような問題は含まれていない。2021年度の国内受験者数は約3万5千人にのぼる。

 団体向け「公開テスト スコア確認サービス」の利用は無料。詳細は、団体専用の問合せ窓口で確認できる。

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