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パソナ、愛知県ヤングケアラー理解促進シンポ8/2

 パソナは2022年8月2日、「ヤングケアラー理解促進シンポジウム」を愛知県より受託し、会場(ウインクあいち)とオンラインにて無料開催する。教育関係者、福祉関係者等、誰でも参加できる(手話通訳あり)。申込締切は7月26日。

イベント 教員
 パソナは2022年8月2日、「ヤングケアラー理解促進シンポジウム」を愛知県より受託し、会場(ウインクあいち)とオンラインにて無料開催する。教育関係者、福祉関係者等、誰でも参加できる(手話通訳あり)。申込締切は7月26日。

 ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話等を日常的に行っている18歳未満の子供のこと。家事や家族の世話等に時間を取られることで、学校や友人関係の中で孤立したり就職や進学を断念したりする可能性があり、昨今では深刻な社会問題となっている。

 シンポジウムでは、愛知県が実施したヤングケアラー実態調査結果に関する説明の他、日本福祉大学社会福祉学部教授の野尻紀恵氏による基調講演「あなたの身近にいるヤングケアラーといわれる子どもたち」が行われる。また、愛知県の中学校校長・福祉関係者等がトークセッションを通して、ヤングケアラーに関する実態・課題について説明。学校、スクールソーシャルワーカーやコミュニティソーシャルワーカー、地域の連携の必要性について議論する。

 スクールソーシャルワーカーとは、教育機関において心理相談業務に従事する心理職専門家のこと。コミュニティソーシャルワーカーとは、地域住民等から相談等を受け、個別に必要な支援につなげたり、地域のネットワークづくり等に取り組む専門職のこと。

 申込締切は7月26日。WebサイトまたはFAXで受け付ける。対象は、教育関係者、福祉関係者等、誰でも参加できる。会場開催は、ウインクあいち5階小ホール2、オンラインはZoomにてライブ配信する。なお、6月20日現在、会場参加は定員に達したため、オンライン参加のみ先着順で受け付けている。

◆愛知県ヤングケアラー理解促進シンポジウム
日時:2022年8月2日(火)13:30~16:00
会場:ウインクあいち(愛知県産業労働センター)5階小ホール2(名古屋市名村区名駅4丁目4-38)・オンライン(Zoom)
対象:教育関係者、福祉関係者等、誰でも参加可能(手話通訳あり)
募集人数:会場100名・オンライン500名
申込締切:2022年7月26日(火)
参加費:無料
申込方法:WebサイトまたはFAXで受け付ける

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《川端珠紀》

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