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教育者向け宇宙ワークショップ発表者募集…ヒューストンに派遣

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2023年2月にアメリカ・ヒューストンで開催される「宇宙を教育に利用するためのワークショップ(SEEC)」での発表者を募集している。対象は教育関係者、募集人員は2名程度。応募締切は2022年8月10日。

イベント 教員
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2023年2月にアメリカ・ヒューストンで開催される「宇宙を教育に利用するためのワークショップ(Space Exploration Educators Conference:SEEC)」での発表者を募集している。対象は教育関係者、募集人員は2名程度。応募締切は2022年8月10日。

 SEECは、米国航空宇宙局(NASA)、ジョンソン宇宙センター(JSC)の公式ビジターセンターであるスペースセンター・ヒューストンが主催する教育関係者向けのイベント。NASAや民間企業の協力のもと、今回で29回目の開催となる。

 SEECには、世界中から数百名の教育関係者が集い、幅広く「宇宙」を教育に活用すべく、さまざまな指導方法や教材について発表、意見交換、情報提供等を行う。JAXAでは、第12回ワークショップから学校教員を派遣し、日本の教育現場において実践されている「宇宙」を題材とした指導方法・事例についての発表を行っている。

 2022年2月に開催されたSEEC2022はオンラインとオンサイトのハイブリット開催となり、日本からはオンラインにて発表やセッションに参加した。2023年は現地での開催となる見通し。派遣スケジュールは2023年2月6日~14日(予定)で、内2月9日~11日の3日間でSEECが開催される。ワークショッププログラムにはNASA・JSCの施設見学も含まれている他、滞在中、現地校や日本語補習校にて演示・交流も行われる予定。

 発表は1人当たり25分程度で、演示実験等の実演を取り入れたもの。発表を含むワークショップや交流はすべて英語で行われる。応募締切は8月10日(消印有効)。ワークショップでの演示を想定した発表資料等、応募書類一式を郵送にて提出する。書類による一次選考、オンライン面接による二次選考を経て発表者を決定。発表者は、10月、12月と2回実施する事前調整会への参加が必須となる。

 詳細は、JAXA宇宙教育センターのニュースに掲載されている発表者募集のお知らせにて確認可能。募集要項等あわせて確認のこと。

◆「宇宙を教育に利用するためのワークショップ」発表者募集
開催期間:2023年2月9日(木)~2月11日(土)
派遣期間:2023年2月6日(月)~2月14日(火)予定
場所:アメリカ/スペースセンター・ヒューストン
対象:現在、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校いずれかの教職にある人(担当科目不問)
募集人員:2名程度
応募締切:2022年8月10日(水)消印有効
応募方法:Webサイトより申込用紙をダウンロードし、発表資料等の必要書類一式をそろえ郵送で申し込む
《畑山望》

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