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ジュニアドクター育成塾、筑波大学等10機関を採択

 科学技術振興機構(JST)は2022年5月20日、「ジュニアドクター育成塾」の2022年度採択機関を発表した。筑波大学、東京大学等、10機関を新たに採択。STEAM分野の人材育成を目指し、小中学生の能力を伸長させる体系的な取組みについて最大5年間にわたって支援する。

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2022年度「ジュニアドクター育成塾」
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 科学技術振興機構(JST)は2022年5月20日、「ジュニアドクター育成塾」の2022年度採択機関を発表した。筑波大学、東京大学、山梨大学等、10機関を新たに採択。STEAM分野の人材育成を目指し、小中学生の能力を伸長させる体系的な取組みについて最大5年間にわたって支援する。

 ジュニアドクター育成塾は、将来の科学技術イノベーションを牽引する傑出した人材の育成に向けて、高い意欲や突出した能力をもつ小中学生を発掘し、STEAM学習等を通じて能力を伸長させる体系的な取組みを支援するもの。1件あたり年間1,000万円を上限に、最大5年間支援する。

 2022年度は、2022年1月24日から3月10日の期間に、国公私立大学、高等専門学校、公的研究機関、科学館、博物館、公益法人、NPO法人、民間事業者等を対象に募集。17件の応募の中から、外部有識者で構成される委員会で審査した結果、10機関が決定した。

 採択されたのは、筑波大学の「つくばSKIPアカデミー ~Science Kids Inspiration Program~」、東京大学の「産官学連携によるSTEAM学習を通じた未来の科学者育成」、山梨大学の「やまなしジュニアドクター育成自然塾~南アルプス・ユネスコエコパークでの活動が育む未来人材~」の他、神戸大学、米子工業高等専門学校、島根大学、愛媛大学、九州オープンユニバーシティ、長崎大学、琉球大学の10機関の取組み。新たな取組みを含めると、2022年度は30機関で実施される。企画の詳細はWebサイトで確認できる。

◆2022年度「ジュニアドクター育成塾」採択機関・企画
・筑波大学「つくばSKIPアカデミー ~Science Kids Inspiration Program~」
・東京大学「産官学連携によるSTEAM学習を通じた未来の科学者育成」
・山梨大学「やまなしジュニアドクター育成自然塾~南アルプス・ユネスコエコパークでの活動が育む未来人材~」
・神戸大学「神戸みらい博士育成道場」
・米子工業高等専門学校「KOSEN教育の強みを最大限に活かした科学に熱狂的な情熱を持つジュニアドクターの育成」
・島根大学「島根から世界へ羽ばたけ!未来のサイエンティスト!!」
・愛媛大学「未来を切り拓く次世代ゼネラリスト育成プログラムの開発」
・九州オープンユニバーシティ「生態系保全型開発の先駆的モデル、九州大学伊都キャンパス生物多様性ゾーンを拠点とした自然共生志向サイエンティスト育成のための『九州ジュニアドクタープログラム』」
・長崎大学「新しい価値と幸福な未来を創造できる人材育成プログラム」
・琉球大学「美ら夢を描く次世代イノベーター育成プログラム『琉大ハカセ塾』」

《川端珠紀》

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