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食物アレルギーについての小学生向け副読本配布・オンライン授業

 食品メーカー5社による食物アレルギーに関する協同取組み「プロジェクトA」は、発行する食物アレルギーについての小学生向け副読本の配布とオンライン出前授業も2022年度分を受け付ける。どちらも受付は6月30日まで(定数に達し次第終了)。

教材・サービス 授業
副読本「知ろう!学ぼう!食物アレルギー ~みんなでいっしょにおいしく食べよう~」
  • 副読本「知ろう!学ぼう!食物アレルギー ~みんなでいっしょにおいしく食べよう~」
  • 副読本(詳細)
  • 食物アレルギー配慮商品をもつ食品メーカー5社による「プロジェクトA」
 食品メーカー5社による食物アレルギーに関する協同取組み「プロジェクトA」は、発行する副読本「知ろう!学ぼう!食物アレルギー ~みんなでいっしょにおいしく食べよう~」(B5判16ページ、主な対象は小学校5~6年生)の2022年度の配布申込を受け付ける(なくなり次第終了)。副読本を申し込んだ小学校を対象にしたオンライン出前授業も、2022年度分(実施期間:9月1日~2023年2月28日)を受付する。どちらも受付は6月30日までで、定数に達し次第終了となる。

 「プロジェクトA」は、食物アレルギー配慮商品をもつ食品メーカー5社(オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品 ※五十音順)が、「食物アレルギーの有無にかかわらずみんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現」に貢献することを活動理念に、2018年9月に当初は4社で活動を開始(2021年1月よりケンミン食品が5社目として参画)。食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、情報発信、啓発活動に協同で取り組んでおり、2021年度には、学習の理解度が高まる小学校5~6年生を主な対象にした小学校家庭科・健康教育・食育副読本「知ろう!学ぼう!食物アレルギー ~みんなでいっしょにおいしく食べよう~」を、昭和大学医学部の今井孝成教授 (小児科学講座)による監修のもと発行。全国16のエリアの小学校を中心に約8万部を配布した。

 同副読本については、2年目となる2022年度は、より多くの小学校での活用を目指して配布予定部数を10万部に引き上げ。あわせて、副読本を活用したオンライン出前授業での質問事項や回答例をまとめた「児童からの主な質問と回答」も新たに制作して特設Webページに掲載している。副読本は、全国16エリアを中心に申込順で希望数を小学校に無料配布する。

 副読本を申し込んだ小学校を対象にしたオンライン出前授業も、2022年度分(実施期間:9月1日~2023年2月28日)を受け付ける。プロジェクトAが講師となり、小学5~6年生に向けて 副読本を活用して行うもので、2021年度は4校(大阪・兵庫・広島・千葉)の延べ287名の児童が参加した。

◆副読本およびオンライン出前授業の申込先についての問合せ
全教図 副読本係(制作・配布、事務局をプロジェクトAより受託)
電話またはFAX、メールにて受け付ける
※副読本(オンライン出前授業)の申込みは2022年6月30日まで受付(定数に達し次第終了)
《増田有紀》

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