文部科学省は2022年4月18日、ウクライナ避難民の子供たちに適切な教育機会を確保するよう、都道府県教育委員会や大学等に通知を出した。文部科学省として、受入自治体や学校に積極的に支援する考えも示した。 ロシア軍のウクライナ侵攻を受け、日本政府はウクライナからの避難民を受け入れている。文部科学省は4月18日、自治体や大学等に向けて通知を発出。ウクライナ避難民のうち、日本の学校で教育を受けることを希望する子供たちに対して、各学校での積極的な受入れや指導等にあたり支援・配慮をお願いした。通知では、自治体等から文部科学省に具体的に相談する際の窓口も紹介している。 4月19日に会見した文部科学省の末松信介大臣は、「避難してきた子供たちに適切な教育機会が確保されることは大変重要」と強調。「各自治体や学校には、適切な対応ができるようにお願いしたい」「関係省庁とも連携を取りつつ受入自治体や学校への支援を積極的に行っていきたい」と述べた。
