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学校向け教材配信サービス「CHIeru.net」リニューアル

 チエルは2022年3月26日、学校向けクラウド型eラーニング教材配信サービス「CHIeru.net(チエルドットネット)」をリニューアル。Google Workspace for Educationと連携し、小学校・中学校版、高校・大学版に分かれていたサービスを「CHIeru.net」に一本化した。

教材・サービス 授業
新しくなった「CHIeru.net」(イメージ画像)
  • 新しくなった「CHIeru.net」(イメージ画像)
  • Google Workspace for Educationとの連携を開始
  • 「CHIeru.net for School」を「CHIeru.net」に統合
  • ログイン画面に「学校コード」入力を新設

 学校教育向けにICT利活用を支援するチエルは2022年3月26日、学校向けクラウド型eラーニング教材配信サービス「CHIeru.net(チエル・ドット・ネット)」をリニューアルした。Google Workspace for Educationとの連携も開始するとともに、これまで高校・大学版「CHIeru.net」と小学校・中学校版「CHIeru.net for School(チエル・ドット・ネット・フォースクール)」に分かれていたサイトを「CHIeru.net」に一本化した。

 「CHIeru.net」は、学校向けクラウド型eラーニング教材配信サービスとして2004年4月に運営を開始して以来、中学校や高校、短期大学、大学を対象に語学学習教材等の各種eラーニング教材を提供。また、小中学生向けサービスの「CHIeru.net for School」では、学習の「基礎・基本」の習得と定着を図るデジタル教材を豊富なラインアップでそろえ、学校での一斉学習や個別学習をサポートしてきた。

 今回のリニューアルでは、Google Workspace for Educationとの連携を開始。Googleアカウントを用いて「CHIeru.net」へのログインが可能になり、Google Workspaceの組織部門を学校として、Google Classroomの情報から先生と生徒をそれぞれCHIeru.netに取り込めるため、Google Workspace for Educationを導入している学校での初期設定が従来に比べて容易になる。

 加えて、小学校・中学校版「CHIeru.net for School」を高校・大学版「CHIeru.net」に統合。従来の機能はそのままに、画面の見やすさを向上させた。ユーザーIDとパスワードは、従来のものがそのまま使用できる。

 ログイン時の入力情報には、ユーザーIDとパスワードに加えて「学校コード」を新たに必須化。児童・生徒のパスワード忘れ等の際には、先生がパスワードをリセットすることができる。学校コードが手元にない場合には、ユーザーIDとパスワードから学校コードを検索することが可能だ。

《増田有紀》

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