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GIGAセカンドステップのあり方…iTeachers TV

 iTeachers TVは2022年2月16日、情報通信総合研究所の平井聡一郎先生による教育ICT実践プレゼンテーション「ポスト・GIGAの学びを求めて」を公開した。GIGAスクール構想のポイントや次に目指すセカンドステップのあり方を紹介する。

事例 ICT活用
iTeachers TV「ポスト・GIGAの学びを求めて」
  • iTeachers TV「ポスト・GIGAの学びを求めて」
  • 平井聡一郎先生「ポスト・GIGAの学びを求めて」前編
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 iTeachers TVは2022年2月16日、情報通信総合研究所の平井聡一郎先生による教育ICT実践プレゼンテーション「ポスト・GIGAの学びを求めて」を公開した。GIGAスクール構想のポイントや次に目指すセカンドステップのあり方を紹介する。

 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。

 今回のゲストは、情報通信総合研究所の平井聡一郎先生。「ポスト・GIGAの学びを求めて」と題して、2月9日に前編(Vol.306)、2月16日に後編(Vol.307)を公開した。

 平井先生は、茨城県の小中学校の教諭、指導主事、管理職を経て、2017年より現職。茨城大学教育学部非常勤講師、自治体や私学のアドバイザー、文部科学省、経済産業省、総務省、デジタル庁の各種委員を歴任。ICT機器活用を切り口とした教育改革を目指し、全国で指導にあたっている。

 前編では、全国の小中学校で整備を終えたGIGAスクール構想の現状を振り返り、どのようなスタートが成果を上げたかを検証することで、ファーストステップのあり方について「アウトプット」をキーワードに考察。この3学期が、2021年度のステップアップに向けた大事な時期であることを考えていく。

 自治体や学校の現状をみると、とにかく歩み始めた3割弱の学校と、停滞しているその他の学校という2極化の図式になっている。後編では、ICT機器活用による教育改革を歩み始めた学校が、次に目指すセカンドステップのあり方について「共有と協働」をキーワードに考える。ポイントには、授業以外でのICT機器活用をあげ、学校全体のデジタル化(学校DX)や家庭と学校がリンクした立体的な授業デザイン等について伝える。

 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生による「slidoでGIGAタブを活かそう」、後編では玉川大学の小酒井正和先生による「授業で使える!ツール活用講座」を紹介する。

 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに307回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。

◆iTeachers TV【Vol.306】情報通信総合研究所の平井聡一郎先生
「ポスト・GIGAの学びを求めて」前編


◆iTeachers TV【Vol.307】情報通信総合研究所の平井聡一郎先生
「ポスト・GIGAの学びを求めて」後編
《奥山直美》

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