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英語教員向け「Teachers Cloud」利用4,300校突破

 リンクアンドモチベーションのグループ会社、リンク・インタラックは2021年1月6日、提供する教員専用のクラウドサービス「Teachers Cloud」が、全国の公立小・中・高等学校数のうち約15%となる4,300校で利用開始されたことを発表した。

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「Teachers Cloud」利用学校数4,300校突破
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 リンクアンドモチベーションのグループ会社、リンク・インタラックは2021年1月6日、提供する教員専用のクラウドサービス「Teachers Cloud」が、全国の公立小・中・高等学校数のうち約15%となる4,300校で利用開始されたことを発表した。

 リンク・インタラックは、小・中・高等学校を対象としたALTの配置を行う企業。毎年3,000人以上のALTを派遣している。

 2020年度より、小学校高学年では外国語が科目として導入されたり、全国の公立小中学校にALTを配置する政策が進められたりと、英語コミュニケーション能力育成のニーズは拡大している。その一方で、英語の授業実施やALTとの英語のコミュニケーションについて多くの日本人教師から不安や悩みの声があがっている。

 「Teachers Cloud」は、リンク・インタラックが提供する教員専用のクラウドサービス。「指導案・教育素材」「スキルアップ動画」「ALT活用実践動画」「有識者講演」といった、全部で1万5,000点を超えるコンテンツが掲載されており、英語授業準備の業務効率化や教員の英語力・指導力向上を図ることができる。

 コンテンツが英語版、日本語版で掲載されていることで、自分のクラス用にアレンジしたり、ALTとの打ち合わせで活用したりする等、授業準備の効率化やALTとのコミュニケーションの円滑化につなげることができる。また、実際の教室での授業のようすを視聴できる機能もあり、具体的な授業イメージをつかむことができる。

 2021年6月にリリースされ、10月には1,500校、11月には2,000校、12月には3,000校と、利用学校数を拡大してきた。さらに今回、利用校数が4,300校を突破。全国の公立小・中・高等学校数のうち約15%に値する数となる。

 今後、コンテンツの充実、機能の改良を続け、2024年には全国の公立小・中・高等学校数のうち約45%となる1万4,000校の利用を目標に進めていく計画。
《高垣愛》

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