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学校向けスタディサプリ、先生と保護者のコミュニケーション機能

 リクルートが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」は、学校向けの新サービスとして先生が保護者へ連絡ができる機能「スタディサプリ for PARENTS」の提供を開始した。クラス・部活・PTA等、用途ごとに設定できる。

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お知らせ作成画面(イメージ)
  • お知らせ作成画面(イメージ)
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 リクルートが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」は、学校向けの新サービスとして先生が保護者へ連絡ができる機能「スタディサプリ for PARENTS」の提供を開始した。クラス・部活・PTA等、用途ごとに設定できる。

 リクルートはこれまで、学校向け「スタディサプリ」の宿題配信や進捗管理、コミュニケーション機能の提供を通じて、先生の学習の伴走・サポート、よりよい指導の実現を目指してさまざまな機能を提供してきた。

 コミュニケーションに関する機能では、先生同士または先生から生徒へ連絡できる機能を提供している。利用する先生の84%が、メッセージやアンケート機能が業務負担の削減に役立ったと回答。新型コロナウイルス感染症の影響で一斉休校を余儀なくされた2020年には、スタディサプリを利用した毎朝の検温報告や休校中の活動レポート等、コミュニケーションのデジタル化も進化し、需要はさらに高まっている。

 この状況を受けてリクルートは、より多くの場面でサポートができるよう新たに保護者向けサービスとして「スタディサプリ for PARENTS」をリリース。「スタディサプリ for PARENTS」では、先生から保護者に対してクラス単位でお知らせを送ることができる。クラス単位だけでなく、学年全体や別途クラスを作成することでPTAや部活単位での連絡も可能。ファイルも複数添付できる。保護者は、通知を受けて「スタディサプリ for PARENTS」にログインし、スマートフォンやPCのブラウザからお知らせの内容を確認する。

 先生は、保護者が閲覧したかどうかをお知らせごとに学校向け「スタディサプリ for TEACHERS」のメッセージ画面で確認できる。バイネームで未読・既読状態を確認できるため、未読が続く保護者に対しては個別に声をかける等の個別フォローにつなげられる。

※訂正:発表元から訂正がありましたので、記事を修正しました。初出時「利用する先生の88%が、メッセージやアンケート機能が業務負担の削減に役立ったと回答。」を「利用する先生の84%が、メッセージやアンケート機能が業務負担の削減に役立ったと回答。」に修正。(2021年12月20日)
《外岡紘代》

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