日本学術会議情報学委員会情報学教育分科会と情報処理学会、電子情報通信学会は2021年8月26日、公開シンポジウム「大学入学共通テスト『情報』が目指すもの」をオンラインで開催する。参加申込は「FIT2021」のWebサイトにて受け付ける予定。 大学入試センターは3月24日、2025年に実施する大学入学共通テストの教科・科目の再編案を公表した。再編案では、プログラミングやデータサイエンスに必要な統計処理、情報リテラシーの知識等を試す「情報」を導入し、国語や数学等と並ぶ基礎教科とすることが示されている。 日本学術会議情報学委員会情報学教育分科会は、情報処理学会と連携して、2018年に「情報学の参照基準」、2020年に「情報教育課程の設計指針 ―初等教育から高等教育まで」を公表し、情報科目の教育の方針を示してきた。 公開シンポジウムは、日本学術会議情報学委員会情報学教育分科会と情報処理学会、電子情報通信学会が主催し、関連する学協会と連携して開催するもの。文部科学省による「2025年実施の大学入学共通テストの出題科目について」、大学入試センターの試験問題調査官による「大学入学共通テスト『情報』のサンプル問題について」等の講演のほか、総合討論が行われる予定となっている。 参加申込は「FIT2021（第20回情報科学技術フォーラム）」のWebサイトにて受け付ける予定。◆公開シンポジウム「大学入学共通テスト『情報』が目指すもの」日時：2021年8月26日（木）9:30～12:00場所：Zoomによるオンライン申込方法：「FIT2021（第20回情報科学技術フォーラム）」のWebサイトにて受け付ける予定
